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福岡県立筑紫高等学校

国際交流

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 令和2年度 海の中道 English Camp

 

 毎年、夏季休業中に実施されるオーストラリア語学研修が、新型コロナウイルス感染症により中止となり、春季休業中の3月23日~25日(2泊3日)に、海の中道青少年海の家にて、English Campを開催しました。

 本校生徒2年生10人、1年生6人が参加しました。5人のネイティブ講師の先生に、3日間指導していただき、生徒たちにとって、大変貴重で実りある3日間の研修となりました。


  


【生徒の参加動機】

・英語を話すことに抵抗があったので、話さないといけない環境に身を置くことで成長できると思ったから。(1年生)

・もともと海外の音楽やファッションに興味があり、英語や海外をもっと身近に感じる機会が欲しかったから。(2年生)

 

【1日目】

①ランチタイム

 講師の先生方と一緒に食事をしました。食事中も日本語禁止です。

食事中は、向かい合いを避け、マスク会食をするなど感染症対策を施しました。


  

・たくさん質問できた。緊張はあったが、後の活動で、自信をもって発言できるきっかけになった。(2年生)

・自分の英語が思っていた以上に伝わっていて嬉しかった。(1年生)

・自分から積極的に発言することの大切さを改めて感じた。(2年生)

 

②自己紹介・英会話練習Ⅰ

 英語で自己紹介をした後、3日間、行動を一緒に学ぶ講師とグループ名を考えました。

 その後、よく使う質問表現やその返答の仕方を練習しました。

 

・緊張して、上手く伝えられなかったが、周りが理解しようとしてくれる雰囲気が嬉しかった。(1年生)

・自分のことでさえ、いざ英語となると、何をどう伝えればいいのか分からなかった。(2年生)

 

③発音練習・英語早口言葉(Tongue Twister)

 英語の基本的な発音練習やTongue Twisterを通して、口の動きやリズムを練習しました。

講師によって、練習方法が様々で、生徒たちは楽しみながら活動をしていました。

   

・適切に発音できない時に、なかなか伝わらず苦労した。(1年生)

・早口言葉は、とても難しかったが、何度も練習して、グループ全員が成長し、努力は裏切らないのだと感じた。(2年生)

・リズムや抑揚を意識しながら英語を話すと、今までと違い、かっこよく話せるようになった。もっと練習したい。(2年生)

  

④漫画のセリフ作成・ジェスチャーゲーム

 漫画の吹き出しを生徒たちが考えて書き、オリジナルの漫画を作成しました。ユーモアのある作品がいくつも生まれました。その後は、ジェスチャーゲームで非言語コミュニケーションの大切さを学びました。

  

    

・言葉だけでなく、身振り手振りもコミュニケーションにおいては重要だと分かった。(2年生)

・ジェスチャーゲームが凄く盛り上がって、講師の先生や先輩たちと距離を縮めることができた。(1年生)

 

【2日目】

①朝食

 おいしい朝食で2日目がスタートしました。朝から英語漬けの生活に、生徒も大満足です。

  

 

②クラフト作り

 砂浜に行き、クラフト作りの材料を集めました。貝殻などを使い、個性的なクラフトがいくつも出来上がりました。

        

  

 

③カレー作り

 調理場に移動して、カレー作りをしました。調理器具の名前や調理方法についても英語で予習したので、手際よく調理が進みました。自分たちで苦労して作ったカレーの味は、格別でした。

  

  

・国によって、カレーに入れる具材や切り方が違うことを知って驚いた。(2年生)

・ネイティブ講師の中には、宗教で食べることができない食材があったり、知識としては知っていたが、経験したのは初めてのことで、私たちの当たり前が世界の当たり前ではないと感じた。

・英語だけでなく、国々の歴史や文化を学んで、その人接することも良い人間関係を築く上で、大切だと思った。(2年生)


④英会話演習Ⅱ(買い物・空港の税関)

 午後からはシチュエーションを設定しての英会話の練習をしました。定番の表現だけでなく、アドリブも試され、実践的な研修となりました。

      

  

・英語にも、方言や訛りがあると知った。(1年生)

・簡単な表現でも、聞き取れないことが結構あった。聞き取れない時は、ゆっくり言ってもらうことや、繰り返して言ってもらうことを頼むことが重要だと学んだ。(2年生)

・将来、留学や海外旅行をしてみたいので、いい練習になったと思う。(2年生)

 

 【3日目】

①プレゼンテーション

 各自で「好きなこと」について原稿を作り、プレゼンテーションをしました。

青空の下、何度も練習をして、堂々と発表することができました。

  

  

・自身をもって発表できた。特にアイコンタクトを意識できた。(1年生)

・ユーモアを入れながら発表でき、講師の先生からもいい評価をたくさんもらえた。まだまだ上手に英語が話せないが、堂々と自信をもって話すことが一番重要だと感じた。(2年生)

・人前で話すことが苦手だが、ネイティブ講師から「完璧である必要なない」と言ってもらい、リラックスして発表することができた。(2年生)

・全員が個性的で面白いプレゼンをしていた。全員が楽しみながら聞いていて、温かい雰囲気があり、自分も発表しやすかった。(1年生)

 

②バーベキュー

 プレゼンテーションをやり遂げた後に、美味しいお肉を一杯いただきました。

  

  

・みんなで協力して、火をおこしたりできた。新しい表現なども学ぶことができた。(1年生)

・教科書に載っているような簡単なフレーズでも、咄嗟に出来ずに悔しい思いもした。(1年生)

・講師の先生方と行う最後の活動だった。最高の思い出になった。(2年生)

 

③3日間の振り返り

 3日間の振り返りを英語日記にまとめました。その後、3日間の感想を発表しました。

講師の先生方への感謝や自分たちの成長を英語で述べ、感動的な閉会となりました。 

  


English Campを終えて】

・英文を全て聞き取れなくても、大まかな内容は理解できた。リスニングのコツのようなものが少しわかった。(1年生)

・単語と単語を組み合わせるだけでも、英語として伝わることがわかった。しかし、今後は文章を構成する練習を重ね、成長したい。(1年生)

・英語力だけでなく、日本語力の大切さも感じることができた。(1年生)

・英語に対する苦手意識は減ったが、今回感じた困難や歯がゆさを忘れずに、もっと勉強していきたい。(1年生)

・このEnglish Campを通して、改めて自分の進路が明確になった。(2年生)

・語彙力の重要性が改めて分かった。下手でも相手に伝わるように話せたと思う。少し積極的になれたと思う。(2年生)

・国籍豊かな講師陣と関われて、非常にいい経験になった。学校で学んだ様々な教科の知識が役に立った。もっと世界のこと(文化や宗教)を学びたい。(2年生)

・英語を話そうと思っても、話す話題がなくて困った。ニュースや新聞を見て、自分の意見を持っておくことが大切だと思った。(2年生)

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