福岡県立筑紫高等学校

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令和元年度 筑紫アカデミックツアー

アカデミックツアーは、大学と筑紫高校とが高大連携を図り、筑紫生のために講義・実験等を行ってもらう筑紫高校独自の企画です。難関大へのチャレンジや、より高い目標を持って学習に取り組んでいくとともに、高い意識で今後の高校生活を送っていく「志」を育てることがねらいです。

昨年度に引き続き、学生交流会や実験・講義、英語研修を通して幅広い分野を学ぶこと、アクティブ・ラーニングの視点から生徒主体の活動を増やすことを重視して、今年は京都大学、大阪府立大学、立命館大学を訪問し、充実した研修を行うことができました。

 

期日:8月5日(月)~8月7日(水) (2泊3日)

 

 

【出発式】

新幹線で博多から新大阪へ向かいます。

 

 

 

【 第1日目 8月5日(月):大阪府立大学訪問 】

①PMV(パーソナルモビリティビークル)試乗、植物工場見学

<生徒感想(抜粋)>

重心が移動したのを感知して進むPMVを開発した人は本当にすごいなと思ったし、こういう機械を学ぶ学部があることを知ることができてよかった。最先端の技術を追い求めて日々研究を重ねている大学生は本当にかっこいいと思ったので、今自分がやりたいと思えることに全力で取り組んでいきたいと思った。

 

 

<生徒感想(抜粋)>

植物工場見学では、ただ植物を栽培するだけでなく、ユニバーサルデザインの種を作るなど、社会に役立つことをしてありました。植物栽培とユニバーサルデザインを結びつけるという発想が私にはなかったので、とても勉強になったし、意外なところで結びつけられることがほかにもあるのではないかと思いました。

 

根菜類も水の中で育てているということに驚きました。また、植物工場のアクアポニックスの水の中にドジョウが入っていると聞いたとき、同時に二つのものを養殖できるアイデアはすごいと思いました。地球上でこれから起こると考えられている身近な環境問題の対策や安心して食べられるなど、いろいろなことに対応していておもしろいと思いました。

 

 

 

②学生交流会

<生徒感想(抜粋)>

話をしてくださった大学生の言葉で1番心に残ったのは、「自分のなりたい像を持つ」ということです。将来この職業につくというのも大切ですが、将来はどんな大人になりたいのか、どんなことに挑戦したいのかなどの大まかなものでも良いそうです。自分の像をイメージすることで様々なことに目標や意義を持って取り組めるのだと思います。

 

 

③即興型英語ディベート 准教授 中川 智皓 先生

 

以下の2テーマについて賛成と反対、ジャッジに分かれ即興型英語ディベートに挑戦しました。

[テーマ1] コンビニの深夜営業を廃止すべきである

[テーマ2] 受験生には彼氏または彼女がいるべきである

 


 

最後は、大阪府立大学の学生さん、佐々木先生と一緒にPOIポーズで集合写真を撮りました。

 


 <生徒感想(抜粋)>

 私は英語は得意ではなく、英語ディベートができるか心配でしたが、きれいな文章ではないけれど、自分の今ある力でなんとか英語で話すことができました。しかし、途中詰まってしまったりすることがあったので、少し悔しい思いもあります。英語ディベートはきれいな文章でなくても、自分が持っている英語の知識で、ハキハキと話し、与えられた時間にしゃべり続けることが大切だと思いました。これからはそういった能力がとても求められると思うので、何事にも自分の意見を持って堂々と相手に伝えらようにしたいと思いました。

 

 

【 第2日目 8月6日(火):京都大学訪問・京都市内視察 】

 

●京都大学

①文系:特定助教授 川口 朋子 先生 講義「大学での「学び」とは何か」

 <生徒感想(抜粋)>

 大学での「学び」とは答えのない問いである。という言葉が印象に残った。高校と大学とでは勉強のスタイルが全く違っていて、大学では自分の頭で考えて、不思議だと思ったことを研究するということを知った。常に疑問を持つことと、分からないと思ったら、自分で調べることが大切ということを聞いたので、生活の中で沢山の疑問を持てるような人になりたい。


 

理系:非常勤講師 今田 明 先生  実験「野菜の色素分離実験(クロマトグラフィ)」 

 <生徒感想(抜粋)>

 実験は今までに学んだことのあることの応用だったので楽しんで行うことが出来ました。自分たちがやった実験で、実際に結果が出てくる過程を見ることが出来て楽しかったです。だけど、実験結果から考えられることを考える時は難しかったです。                      

初めて見る実験器具や初めて聞く専門用語がたくさんあって、大学でしかできない貴重な体験をする事が出来ました。

 

 

②学生交流会

 

6~8人のグループに分かれ、座談会形式で交流会を行いました。

 

○参加してくださった学生の方の専門および関心のある分野:臨床心理学、教育社会学、教育哲学、測地学、ニュートラルネットに関する機械学習、偏微分方程式、数学解析、生物学 等

 

 <生徒感想(抜粋)>

 「知識は人を傷つけない」、「どんな小さな学びでも未来を広げてくれる」という言葉が印象に残りました。今から受験勉強をする私たちにとってとてもつよい味方となってくれる言葉だなと感じ、言葉に支えられてこころが動かされるということはこのことなんだと改めて実感することができました。

 

 「物理学を学んでいたけど、自分のやりたいことではなかった。そして情報についての勉強を初めてした」と言われていて、自分のやりたいことをしようという信念がすごいと思った。自分は工学部の学科をどこにするか悩んでいたけれど、話を聞いて電気情報を学んでみたいという気持ちがわいたので、大学生との交流がとてもためになった。

 

京都大学の時計台前で記念撮影

 

 

●京都市内視察

午後から、京都市内視察を行いました。生徒たちは事前に作成した行動計画表をもとに班で活動します。なお、今回は前日に以下のミッションが与えられました。

 

ミッション:京都市内視察中に海外からの観光客の方に英語でインタビューをすること

 <生徒感想(抜粋)>

 昨日の英語ディベートの経験を活かして、恥ずかしがらずに積極的に外国人の方々に話しかけることができました。上手くは話せなかったけど、伝えたい気持ちがあれば伝わることがわかりました。また、京都の街は日本の文化があふれていて感動しました。

 

 

 

【 第3日目 8月7日(水):立命館大学訪問 】

 

①ガイダンス(学校案内、大学での学びについて)・キャンパスツアー

<生徒感想(抜粋)>

大学とは自立した人生をスタートさせるための最後の準備期間であることを学んだ。大学の基本は自分で迷い選んで決めること。それが社会での基本でもあることを学んだ。また高校と大学の違いを教えていただき、例えば高校では学習であるが大学では学問であり、大学は自分から疑問を探す場所だということを学んだ。

 

 

②学生交流会

 <生徒感想(抜粋)>

 いろんな方の高校生活での話を聞いて皆が日頃の授業を大切にしていることが分かった。自分も大学へ行くために日頃の授業をまず頑張っていこうと思った。志望校選択のためにいろんな大学に行ってたくさん見て調べて志望校を決めたい。

 

 勉強以外でもやりたいことがみつかることがあるからいろんなことに挑戦することが大事で、どんどんやってみて最終的に何がしたいかを考えたらいいという話を聞いた。私は将来の夢がなく、ここに行きたいと強く思うような大学もなくて不安があったけど、たくさん挑戦して興味、関心をもてるものを少しでも多く見つけていきたいと前向きな気持ちになれてよかった。

 

 

【 夜のミーティング 】

 1日目、2日目は、夜に全体ミーティングを行い、今日学んだこと、出来なかったこと、明日の目標などを班毎に話し合い、全体で共有しました。

 2日目は、京都市内視察でインタビューした内容を班毎にプレゼンテーションで発表しました。

 

 

 

【 全体を振り返っての感想 】

以下の2つの項目について生徒たちに感想・振り返りを書いてもらいました。

 

①大学で学ぶ意義とは何か、なぜ大学に行くのか、この3日間の経験を踏まえてあなたの考えを述べてください。(一部抜粋)

 

 大学とは「自立した人生をスタートさせるための最後の準備期間」であるとおっしゃっていましたが、まさしくその通りであると感じました。この3日で大学に対する考え方がずいぶん変わりました。就職するための場所だと思っていたけど、それは間違いで、学びを深め続ける場所であると、自分なりに解釈をしました。

 

 大学は、自分で選んで決めることの連続である。自由だがその分責任感も伴う。多くの人が自分の将来の夢を叶えるために大学に行きたいと思っていると思う。アカデミックツアーに、行く前までは自分もそうだった。しかし、その他にも色々な地域の人と関わりを持ったり、色々な事に興味関心を持ったり、視野をたくさん広げることができる場所だと分かった。それができるか出来ないかは自分次第でいかに積極的に行動できるかによるということもわかった。大学では自分の知らないことが沢山あって、それを自分の知識にしていくことができる。自分の夢を叶えるために、もっと多くのことを学ぶために、色々な人の考えを知るために、自分は大学に行きたい。

 

 1年前の自分は大学なんて行かなくていいと思っていた。四年制大学に行く意味が分からなくて短大に行こうと思っていた。だけど、周りの先輩をみて身近な先輩はほとんど大学に進んでいて、四年制大学に行くものなのかと、まだ自分のことはよく考えずにとりあえず四年制大学に行きたいとしておこうと思った。しかし、今回のアカデミックツアーを通して、本当に四年制大学に行きたい!と強く思った。大学生、大学院生はとても楽しそうで、自分のやりたい勉強や研究、そして自分の将来のために大学に通っているようだった。

だから、自分も自分のやりたいことを見つけて勉強することによって意味を持ちたいと思った。

また、立派な大人になるために大学に行くんだなと感じた。どんな大人になりたいか、どんな未来を自分に与えたいかは、今の自分の行動や考え方によって大きく左右すると思う。だから今のうちから自分の将来についてじっくり考えていきたい。

 

 

3日間の経験を踏まえて、残りの高校生活をどう過ごすべきであると考えるか記入してください。

 

 今まで受け身になって授業を受けたり、何かに参加してきてたので、これからは勇気をだして積極的に行動することが一つでも増えるように頑張りたいと思いました。

この研修で考え方が少し変わったので、今までの自分から変われるように、周りに流されず自分の意思で物事を進められるように、意識を高くしてチャレンジしていくべきだなと思いました。

今までの自分と変われるように頑張ります。

 

 京都大学の大学生が、自分のしたかったことを高校の時にしてきたから後悔はない、と言ってあり、そんなにきっぱりと言い切れる人がいるんだなととても尊敬しました。そんな風に自分も言えるように、日々の勉強はもちろん、勉強や遊び、部活動も悔いの残らないように、何事にも全力で取り組みたいです。

 

 私はアカデミックツアーでの経験を踏まえ、失敗を恐れず何事にも自分の最大限の力を発揮しようと思いました。それは勉強、部活、日常生活において全てです。この3日間で私の勉強に対する意識は180度変わりました。当たり前のことを当たり前の以上にやることの重要性、知らない世界に踏み込んでみる積極性、さまざまなことを大学生の方々から学びました。このことから、私は"まずは自分から"という強い意識が芽生えました。人が嫌がるようなことが積極的にできたり、自分がまずやることでそれが伝わっていくことで今までよりもよりよい学校生活を送ることが出来るような気がすると確信しています。

このアカデミックツアーで経験したことをここで終わらせるのではなく、80人が筑紫のリーダーとなって全体に繋ぐことが大事だと思います。これからの学校生活を自分で作っていきます。

 

 

 

 

 

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