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 筑紫アカデミックツアー
平成29年度 筑紫アカデミックツアー

 

アカデミックツアーは、九州や関西の大学と筑紫高校とが高大連携を図り、筑紫生のために講義・実験等を行ってもらう筑紫高校独自の企画です。難関大への進学意欲を向上させていくとともに、より高い意識で今後の高校生活を送っていくための志を育てることがねらいです。

今年度は、文理融合のプログラムや英語研修を通して幅広い分野を学ぶこと、アクティブ・ラーニングの視点から生徒主体の活動を増やすことを重視して、九州大学、京都大学、大阪府立大学を訪問し、今まで以上に充実した研修を行うことができました。

 

期日:8月2日(水)~8月4日(金) (2泊3日)

 

 

 

第1日目 8月2日(水)

 

〇九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER

 

 講義 西原正通 准教授 「未来のエネルギー -水素エネルギーと燃料電池-」

    

    北村圭吾 助教  「二酸化炭素地中貯留 -炭素大循環の視点から考える-」

    

 ラボツアー グループA 施設見学 西村正通准教授→Taner Akbay特任教授

       グループB 施設見学 Taner Akbay特任教授→西村正通准教授

       グループC 実験   北村圭吾助教「CO2貯留層の岩石による実験」

 

 

 

〈感想〉抜粋

 二酸化炭素の削減のために、地中深くに二酸化炭素を埋めるという考え方がとても斬新だと思った。様々な視点からアプローチしていくことが大切だということを学んだ。(大野中出身 1年)

 

 

〇九州大学21世紀プログラム

 

 講義 副島雄児 教授 「九州大学や共創学部(21世紀プログラム)の紹介」

    

 

 21世紀プログラム学生2名による「大学での学び」プレゼン

 

 筑紫生2名による「これまでの学び、現在の学び、これからの学び」に関するプレゼン

 

 トークセッション

 

 

 

 

 

 
〈感想〉抜粋

 1つのことにも様々な分野から関わることができると知り、広い視野で物事を見つめることが大切だと思った。あらゆる方面から考えることで、新しいアイデアが浮かんでくると知った。(春日中出身 1年)

 

 

〇ミーティング

 

 生徒の司会進行により、①活動内容のレポート作成 ②グループ内で記入した内容の共有 ③全体での共有 ④反省および翌日の研修における行動目標の検討・共有などを行いました。

 

  

 

 

 

 

第2日 8月3日(木)

 

〇京都大学文系

 

 講義・見学 西山 伸 教授 「大学って何をするところ? -近代日本の歴史から考える-」

 

 

 
〈感想〉抜粋

 今高校で学んでいる問いには必ず答えがあるが、社会に出たら答えがない問いが圧倒的に多いということを聞いた。答えがない問いに対して自分なりの答えにたどり着くことはとても難しいけれど、そうやって物事を深く考えることのできる力こそが、これから生きていく上で大切だと思った。(宮竹中出身 1年)

 

 

〇京都大学理系

 

 実験 阿部邦美 技術職員 「野菜のクロマトグラフィー実験」

 実験 常見俊直 講師   「光る分子 -合成して観察しよう-」

 

 イギリスの高校生3名と合同での実験だったため、説明はすべて英語で行われました。

 

 


 

 実験の合間に、暗闇で紫外線を当てると美しく輝く鉱物を見せていただきました。

 

 
〈感想〉抜粋

 クロマトグラフィーの実験では、野菜は油に溶けやすく、果物は水に溶けやすいものが多いということを知った。確かに、人参などは油で炒めることが多く、果物はジュースにすることが多いので、世の中合理的だと感じた。(大野中出身 2年)

 

 

KSS大学院生との交流会

 

 KSS(Kyoto Science Sequence)は、京都大学の大学院生によるサイエンスコミュニケーション団体です。いまどんな研究をしているか、なぜその分野を研究しようと思ったのか、どんな高校生だったかなどについて7名の大学院生の話を聞き、質疑応答を行いました。

 

 お越しいただいた大学院生の研究分野

:ドイツ文学 法科大学院 宇宙物理学 薬学 環境経済 動物行動学

 

 

 

 

 

 

 


〈感想〉抜粋

大学院生のみなさんは、自分の興味があることをとことん研究していてすごいと思った。「巨人の肩の上に立つ」という言葉がとても印象的で、「自分にしか見えない景色を見るために勉強する」という意味があることを知った。私は、今まで勉強する意味を「将来役に立つから」「良い学校に入るため」としか考えていなかったが、見えないこと、分からないことを知って、新しいことを見るために意味があるのかなと思った。(宮竹中出身 1年)

 

 

湯川秀樹記念館の見学               

 

 

 

時計台をバックに記念撮影


 

〇京都市内視察(グループ別)

 

 グループ別行動の中で生徒は「外国人観光客へのインタビュー」というミッションが課されました。インタビュー内容は次の3つです。

①どちらの出身ですか? ②日本に来た理由は何ですか? ③日本の魅力は何ですか?

 

 


 

〈感想〉抜粋

 清水寺の近くでは、「喫煙したら罰金」という看板があったり、電線を地面の下に通していたりしていることに気づき、京都は文化財を大切にしていることを感じた。(筑紫野中出身 2年)

 

 隣で写真を撮っていた男女に「写真を撮りましょうか?」と声をかけた。そして、「なぜ日本に来たのですか?」と尋ねると新婚旅行だったのでとても盛り上がった。(太宰府中出身 2年)

 

 

〇ミーティング

 

 前日のミーティングと同様、活動レポートの記入とグループ別意見交換、全体での共有を行いました。

 

 

 

第3日 8月4日(金)

 

〇大阪府立大学

 

 講義 新谷篤彦 准教授 「機械の運動、振動から乗り物まで」

    

 見学 パーソナルモビリティビークルの試乗や研究室見学

    植物工場の見学

 

 

 

 
〈感想〉抜粋

 最先端の科学技術は、今の社会的な問題や環境問題を解決し、人々の生活をよりよくするために日々研究されていると知った。(春日中出身 2年)

 

 植物工場は、南極や砂漠などの露地栽培ができないところでも植物を育てることができる画期的なアイデアだと感じた。(三筑中出身 2年)

 

 

〇即興型英語ディベート 株式会社ヒューマン・ブレーン 横山悠規氏

 

 “We should abolish homework”「宿題を廃止するべきである」の論題で英語によるディベートを行いました。

 当日出張で不在だった中川智皓先生からは、スカイプによる中継でルール説明等を行っていただきました。

 

 

 

〈感想〉抜粋

 思っていたよりも準備時間が短くて、伝えたいことがまとめられずに、ほとんど話すことができなかった。いざとなると文法や単語などが出てこなくて悔しかった。大学生や先生方はすらすらと英語を話されていて、ここまで大学はレベルが高いのかと驚いた。初めてやってみて、確かに難しかったけれど、自分の中では良い経験になったし、伝えようとすることの大切さや自分の英語力を知ることができた。これからはもっと英語と向き合っていきたいと思った。(二日市中出身 2年)

 

 即興での英語はとても難しくて、言葉が詰まったり声が小さくなったりした。まだまだ自分の英語力は足りていないなと思い、すごく悔しかった。でも、他の人のスピーチから表現の仕方など、いろいろと学べることがあったので、吸収して自分のものにしたい。大学生の方からも一人一人アドバイスをいただき、話の組み立て方などを学ぶことができた。英会話はこれからもとても大事になってくるものだと思うので力をつけていきたい。(春日東中出身 1年)

 

 

 

〈アカデミックツアー全体を振り返っての感想〉
 

    まずは自分の好きなことを見つけ、もっと自分の将来、大学、職業などについてちゃんと考える必要があると感じた。そして、ただ目指すだけではなく、それに向けて毎日コツコツと努力を積み重ね、英語やそれ以外のことを頑張っていきたい。今回のアカデミックツアーでは、大学生の方々の話術、素晴らしい京都の街、一つ一つの行動の意義、講義への積極的な姿勢など、本当に多くのことを学ぶことができた。この学びを忘れずにこれからの学校生活に繋げていきたいと思う。

     

     

     専門的な研究をするためには、多くの分野の知識が必要だと分かった。また、今は自分で研究したことではなく、先人が調べたことを学んでいるが、先人の考え・基礎がなければ、自分の考えをもつことはできないと思う。だから今、いろんな教科を学んでいることが、とても大事なことであると理解できた。私の周りの人たちはやりたいことが見つかっており、今までは正直焦っていたけれど、私には好きなことがたくさんあるから、頑張って大学に入れば、たくさんの選択肢の中からやりたいことを選べるので、何でも好きなことが出来ると思うことができた。だから私は、今は選択肢を少しでも多くするために苦手なことも全力で努力していこうと思っている。

     

     

     高校生の内にたくさんのことにチャレンジしていくことが大事なことだと思った。その中で、自分が興味を持ったものや、好きなものを見つけ、そしてさらに視野を広げて将来に結び付けて考えていかないといけないと思った。そして、将来なりたい自分を思い描き、希望する大学に合格できるよう頑張っていきたい。受験ではもちろん、研究を進めていく上でも基礎学力が必要だと教わった。今、高校で習っていることをしっかり理解して、予習・復習をおろそかにせず、しっかり勉強をしていこうと思う。

     

     

     大学の方の話を通して、まず分かったのが、大学、学部、その先の専攻の選択についてだ。私は、化粧品の開発をしたいから「理学部」と決めていたが、もっと具体的にこんな化粧品を作りたいからこれを勉強するというふうに学部を決めたり、理学部だったら理学部ってどんな勉強をするのかまで調べたり、また、自分の考え方の甘い所を他人と意見をシェアすることで見つけたり、まだまだ大学を決めていく上で、やらないといけないことがたくさんあるので、これから答えを見つけていきたいと思った。そして最後のディベートでは自分の英語力の無さを改めて気付かされたので、もっと勉強して外国人と普通に話せるくらいになりたい。3日間、本当に有意義に過ごせた。勉強に意欲がでたので、これから勉強を頑張りたい。

     

     

    まず、何でも積極的に質問や発言をしようと思った。今回、私は疑問に思ったことを大学生に質問できたからこそ、考えが深まって、理解も深まったので、福岡に帰ってからも高校生活の中で積極的に何でもやっていきたいと思う。また、授業やディベートが英語で行われて、改めて私の不得意を自覚することができたので、毎日単語を覚えることをさぼらず実践していきたいと思った。そして、勉強のやる気が出ないときは、この3日間やってきたことを思い出したらやる気が湧いてくると思うので、そうして受験を乗り越えたいと感じた。

     

     

     この3日間で今までに経験したことの無いようなことをたくさん経験した。楽しいこともたくさんあったし、学んだことや自分の足りないところもたくさん見つかったので、すごく良い経験になった。これから大学進学に向けて、もう一度自分の好きなことや自分のやりたいことを考え直して、自分の行きたいと思う大学に行けるように勉強を頑張ろうと思った。今の自分には英語力が本当に足りないとつくづく感じたので、特に英語を頑張る。さらに、大学では、一つの物事を多くの方面から見るという場面が多かった。そうすることで研究の結果が出ているので、普段の生活でも物事を多くの方面から見ることは大切だと思った。この3日間、特に積極性を意識して活動していたので、そのことを高校生活でも意識して行動し、悔いが残らないようにしようと思った。

     

     

     大学は日々新しく変わっていて、どこでも英語力、コミュニケーション力がとても必要になっていると知った。私は、その変化に対応し、英語力、コミュニケーション力の高い人になりたいと考えた。そのためには、やはり授業で習う英語だけではなく、英会話といったコミュニケーションも学ばなければならないと思う。そして、昨日までの自分を乗り越えるという言葉が、最も心に残った。その言葉をモットーに1日1日少しずつ成長して、3年間で大きな成長ができるように頑張りたい。将来の仕事や夢を1つに絞るのではなく、様々な好きなものに興味を持って、たくさんの見方を持って頑張っていきたい。

     

     

     自分の進路も将来もほとんど何も決めていなくて、どうやって見つけたらいいのだろうか、いつかそういうきっかけが来るのではないだろうかと漠然と思っていたけれど、そうではなかった。今の自分が何に興味があるか、何が楽しいのか、そういったことを考え、主体的に自分と向き合い、将来について決めていかなくてはならないのだと分かった。また、高校生活の中で、視野を広げ、色々なところに目を向け、チャレンジしていきたいと思った。そして、今回の活動の中で、自分の消極性が課題になったので、自分の考えをしっかりと持ち、それをどんどん周りに発信できる人間になりたいと思う。勉強を怠らずに、日々コツコツと努力していきたい。


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