令和 4 年度 1 年 Project C 出前講義
地域課題解決型探究学習「Project C」が1年生で始まりました。
この探究学習の目的は、地域の現状を知り、地域が抱える課題の解決策を探究する活動を行うことで、「自分と世の中とのつながり」、「学問と世の中とのつながり」、「世の中における自分の進路と役割」について考えを深めさせ、明確な意志を持って進路実現に向け努力し、地域の将来を担う志をもった人材育成につなげることです。 10月13日(木)、本校にて講師5名をお招きして筑紫野市職員による出前講義を受講しました。この出前講義は、課題を知るとともに、その解決に向けたアイデア考察につなげるために実施されました。
①観光の振興:課題「コロナウイルス終息後にオススメしたい!二日市温泉を絡めた観光MAPの作成」
②防災・減災対策の推進:課題「家庭での防災対策の項目数の向上」
③開かれた市政の推進: 課題「若い世代に受け取ってもらえる魅力発信を考えよう→筑紫野市公式Instagramの投稿作成」
④スポーツ・レクリエーションの推進: 課題「週3回以上、スポーツ・レクリエーション活動をする市民の割合を30%に増やす」
⑤歴史・文化の継承と振興: 課題「新しい学習支援について考える。(①体験学習 ②講座 ③SNS ④館外学習など)」
以下は生徒のポートフォリオ(学びの振り返り)の一部です。 ・自分が何気なく通っている筑紫野市について、知りたいと思うことができたし筑紫野市についてよく理解することが出来ました。これからのMAP作りでは講義内容を活かしてもっとたくさんのことを学び、筑紫野市のことをよく知らない人にもよく伝わるようなものを作っていきたいと思います。 ・自然災害は完全に防げるものではないので最終的に大事なのは自分自身で対策をしておくことなのだとわかりました。防災でするべきことも、知らないものが多くあったので今回学んだことを活かしてきちんと対策していきたいです。 ・今日お話を聞いて、スポーツについて「する」ことで得るもの、「みる」ことで得るものを知りました。また、少しでも多くの人がスポーツをするために、施設が十分に管理されており、私も利用したことがあるところがあり、驚きました。今日聞いたお話を活かして、これからのプロジェクトCの活動に活かしていこうと思います。 ・市民がスポーツをすることで市民が元気に暮らすことができ、町の発展や暮らしやすくすることに繋がることがわかりました。これからの学習で市役所へ良い提案ができるように頑張ります。 ・筑紫の歴史を伝えるのに、色々な方法を考えているのは、本当にすごいと思いました。僕は、筑紫野市の歴史をあまり知りませんが伝えていく方法は考えていけるのでこれからどうやったら広めていくことができるのかを真剣に考えていきたいです。
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