7月28日より8月5日までオーストラリアのビクトリア州メルボルン近郊にあるバララットにて、語学研修とホームステイが行われました。今回は1・2年生より21名の生徒が参加しました。
【1日目】
出発式では、校長先生から激励のお言葉を頂き、家族や先生方に見送られて元気に福岡空港を出発しました。
【2日目】
朝、 無事にメルボルン空港に到着しました。王立展示館とカールトン庭園、セントパトリック大聖堂、フィッツロイガーデン、ビクトリア州立図書館を観光し、メルボルンセントラルのフードコートで昼食をとりました。午後、メルボルンからバララットに向かい、迎えに来てくれたホストファミリーとそれぞれの家に帰宅しました。
【3日目】
バララットグラマースクールに登校し、オリエンテーションとレッスンを受けました。午前中はオーストラリア全般のことと、特にオーストラリアの動物について学習しました。午後はバスでワイルドライフパークに移動し、見学しました。パークには100頭以上のカンガルーがいて、触ったり餌をあげたりすることができ、生徒たちも楽しそうに触れ合っていました。この日はラッキーなことに、コアラを触ることができました。通常はできない経験だそうで、幸運に恵まれました。貴重な体験が盛りだくさんの一日となりました。
【4日目】オーストラリアの10代の若者について、日本と比較しつつ、学びを深めました。また、オーストラリアの食べ物や音楽についての講義を受けました。日本国歌の意味を問われて、英語で答えることに苦戦している生徒の様子も見られました。
調理実習ではオーストラリアのお菓子(chocolate crackles)を作りました。たくさん作ったので、生徒たちはホストファミリーに持って帰りました。
【5日目】
市の中心にあるタウンホールとアートギャラリーの見学に行きました。市長から直接挨拶を受けただけでなく、普段は滅多に入れない建物の中を隅々まで案内していただき、市長の執務室や市議会議場に入らせていただきました。アートギャラリーでは、様々な国や時代の作品に加え、彫刻や現代アート、オーストラリア先住民のアボリジナルアートを鑑賞しました。学校に戻って、生徒たちもアボリジナルアートに挑戦しました。有意義な時間を過ごすことができました。
【6日目】
学校で過ごす最後の1日です。2年生3名が、先生方やメイトたちの前で筑紫高校についてのプレゼンテーションを行いました。その後4つのグループに分かれて、茶道、書道、着物、和食、お菓子、折り紙、けん玉など、個別に準備してきたプレゼンテーションをしました。最後に、このプログラムを終えた証明書を受け取りました。
間違いを恐れず、伝えようとすることが一番大事だということが、リアルな体験として理解できたようです。
【7日目】
ホストファミリーと過ごす最後の休日です。生徒たちは、それぞれホストファミリーとの休日を過ごしました。子供たちのサッカーの試合を家族で見に行ったり、買い物に行ったり、バララットの観光名所に連れて行ってもらったり、メルボルン市内やグレートオーシャンロードまでドライブして遠出した家族もあったようです。皆生き生きとしており、ホストファミリーと良い関係を築くことができた様子が窺えました。
【8日目】
メルボルン出発 ビクトリアマーケット、ホジャーレーン、セントポール大聖堂、フリンダース駅、フェデレーションスクエアなど、メルボルン市内の観光を満喫して、メルボルン空港に向かい、帰国の途につきました。
【9日目】帰国
朝、福岡空港に到着しました。久しぶりに日本の家族と再会し、ほっとした様子でした。
多くの出会いや学びがあった研修になりました。参加した生徒たちのこれからの活躍が楽しみです。