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～第40回体育大会～

令和2年9月5日（土）第40回体育大会が開催されました。当日のプログラムの変更等ありましたが、生徒たちは柔軟に対応し、練習した成果を全て出し切り、記念すべき第40回体育大会を無事に終了することができました。 　

このような状況下で体育大会を実施できたのは保護者の皆様、地域の皆様のご理解とお力添えのおかげです。本当にありがとうございました。

体育大会を通じて生徒たちは今回の体育大会のスローガンのように、様々なことを「超越」することができました。体育大会での振り返りの一部をご紹介いたします。

【1年生】

筑紫高校の体育大会は、生徒主体でつくりあげるというところが中学までと大きく違うと思いました。今まではいつも先生が指示を出されていました。しかし、筑紫高校の体育大会では、リーダーの先輩方が指示を出していました。先輩方はみんなの様子を見て、練習の内容を変えたり、チアのダンスをみせてくださったりしていました。みんなが練習に集中できるようにしてくださっていて、それに対してブロック全体の士気は上がり、誰も手を抜かず、全力でやっていました。全員が全力でやるということはとても難しいことで、中学まではなかなかできなかったけれど、それを生徒が主体でやれていたということに感動して、更に体育大会が楽しくなりました。このように主体的に行動して楽しいと思える体育大会をつくりあげられたリーダーの先輩方の姿にとても憧れました。

2年後、十役を決める時が来るまで努力して絶対立候補したいと思いました。

【２年生】　

団に所属した当初は先輩方に迷惑をかけないよう、演舞を覚えるのに必死でした。正直自分のことで精一杯でした。しかし、団長、副団長をはじめとする先輩方の互いに声を出して鼓舞しあい、演舞を上手に行っている姿を見て、やはり人と協調することが大切なのだと思いました。その時から僕は積極的に、声を出し、友達や先輩方と教えあったりするようになりました。また、もう一つ自分が成長できたところがあります。それは自分から進んで行動することです。正直、今までリーダー経験などが全くなかった僕は、団をすることも最初は躊躇していました。でも思い切ってやってみて本当に良かったと思いました。団をすることで僕は人前に出ることが怖くなくなり、自分の壁を超越することができました。

これからの学校生活では、この団をすることを通して成長できたことを存分に生かし、リーダーなどに積極的に立候補していきたいと思いました。

【３年生】

今回コロナウイルスの影響で、開催すら危うい状況でした。先生方、保護者の方々など様々な協力のもと開催出来たことを心から嬉しく思います。私は副ボード長として体育大会に挑みました。去年の先輩の姿に憧れてなりました。リーダーとして挑んだ体育大会は全く見える景色が違いました。毎日忙しく、その日の反省を改善していく為に当日まで何度も思考を凝らして過ごしました。どうしたら去年の体育大会を超えられるかを、常に考えてきました。辛い事もたくさんありましたが、周りの十役の存在、クラスの友達からの励ましの言葉、スタンドでボードを頑張ってくれるみんなの姿に何度も励まされました。本当に仲間の大切さに気付くことができました。また、今年はこんな状況だったからこそ、筑紫一丸となって頑張ることができたと思います。ブロックの壁、学年の壁を越えて筑紫が一つになれたと思います。「毎日楽しい練習をありがとう」や「体育大会終わって欲しくない」「お疲れ様」といった友達からの何気ない言葉が本当に嬉しくて、自分の頑張る源になっていました。体育大会は大成功で終わったと思います。そして、この代だからこそ成し得た体育大会を一生の思い出とし、これからの自分の糧にして、さらに前に進めるように日常生活から頑張ります。最後に、体育大会を終えるまでに本当に沢山の協力があったことを忘れず、実行委員、先生方に感謝し、また、副ボード長だったのでボード係にも感謝しています。最高で最強の第40回体育大会でした。終わってしまったのが本当に寂しいです。楽しかった。