3月1日(金)に第49回卒業証書授与式を行いました。春の訪れを感じ始めたこの日、49期生352名が筑紫高校を巣立っていきました。今年度は5年ぶりに卒業生全員の呼名や、在校生の参列など、コロナ禍以前の形式で行うことができました。
校長式辞では、社会の在りようが劇的に変化している昨今、「これまでに経験したことがない」「先が見通せない」「正解がない」といった課題に向き合うことが強く求められているが、本校の建学の精神である「創造的開拓者魂」、すなわち「筑紫魂」を胸に、眼前に広がる未踏の世界に力強く挑んでほしいと述べられました。
在校生代表送辞を生徒会副会長が行いました。部活動に全力で打ち込む先輩方の姿に惹かれ入部を決意したこと、「ありがとう」の言葉があふれる学校行事など、たくさんの先輩方との思い出を語りました。最後には、私たちも高き理想を掲げ、未踏の世界を切り拓く「筑紫魂」を受け継ぎ、先輩方が誇らしく思える学校を目指しますと決意していました。
前生徒会長による答辞では、この筑紫高校で部活動や生徒会活動と勉強との両立を図り、仲間と切磋琢磨しながらいくつもの壁を乗り越えることの大切さや5分前行動や立ち止まっての挨拶などの当たり前のことを当たり前以上に実行することの重要性について述べていました。「筑紫だからこそ学べたことがたくさんあります。新型コロナウイルスの感染拡大のように、これから先何が起こるかは分かりません。時代が移り変わっても、『創造・敬愛・剛健』の校訓のもと、筑紫高校で学んだそれぞれの『筑紫魂』をもって自らの手で道を切り拓いていきます。」と語りました。
卒業式後の最後のホームルームでは、かけがえのない時間を一緒に過ごしたクラスメイトに向けて、一人一人がメッセージを送っていました。
卒業生の皆さん!卒業おめでとう。皆さんの門出を祝い、今後の人生に幸多からんことをお祈りします!!